こんにちは!ワダマコト(@wadacoffee)です。
この記事では、コーヒー屋がイベント出店で飲みものを提供するにあたって必要なものをまとめています。
出店してみたいけど、実際なにを用意したらいいのかわからない。
初期費用がいくらかかるのか知りたい。
といった方に向けて書いています。
結論から言うと、コーヒードリップの器具は除き、最低限度の準備でよいとするならば
40,000円ほどの初期投資で出店が可能です。
申請・問い合わせは最寄りの保健所にて。
青森市の場合は5年間有効で7500円の費用がかかります。
ちなみに管轄エリアごとに申請が必要で、青森県全域で出店したい場合は
すべて取得すると22,500円の申請費用がかかりますね。
イベントによっては有料で貸し出してくれる場合もありますが、継続して出店する場合は1つ購入しておくことをオススメします。
よくつかわれている下記のテントは8,000円〜10,000円ほどで購入できます。
イベントでは店舗が区画割りされています。
3m×3mの範囲でスペースが割り当てられることが多いので、ピッタリサイズのテントでもよいでしょう。
僕は運搬車が小さいこともあって2.5m×2.5mサイズのものを購入しました。
コーヒーの提供メインであれば、小さくても特に困ることはありません。
商品陳列やコーヒードリップスペースの確保に必要です。
テント正面にテーブル1つ置く場合は240cmの折りたたみロングテーブル一つでも大丈夫ですね。
調理スペースを別に欲しい場合はさらに買いたして、テント奥に並べるとよいでしょう。
和田珈琲では、120cm幅のテーブルを全面に2つ、テント内にさらに2つ配置し、カウンターと調理スペースを分けています。
購入するときには、テーブルの耐荷重をチェックするのを忘れずに。
水タンクや大量のコーヒー豆、電動コーヒーミルなどを置くと数十キロの重さになってしまうので、耐えきれるテーブルであるかどうかを「耐荷重」で判断しましょう。
屋外イベントでは強風によるテント破損被害や商品破損がよく起こります。
そのため、テント1つにつき80kgの重りをつけることを注意書きしているイベントも。
コスト減のためにコンクリートブロックで対応することもできますが、持ち運びする手間を考えればウォータータンクのほうが楽ですよね。
1コ1000円ほどで買えるので、テント重り用4つ、コーヒー用2つあれば十分って感じです。
家庭に1つはあるかもしれませんが、安いものはちょっとした風で日が消えてしまうのでオススメしません。
会場の風通しがよくて、いざはじまったら火がつかない!なんて悲劇は高確率で起こるので、ここはケチらずにいいものを買いましょう。
強風でも安定している「イワタニ 風まる」がイチオシです。
雪がチラついている時期でも余裕で使えます。
テントやウォータータンクは10kgを超える重さなので、腕っぷしに自信がないかたは用意しましょう。
安いものはローラーがガタガタいいますが、運べればいいのでまずは安いもので大丈夫です。
高級品はスルスル~とローラーが回転するのでストレスは少ないですが、1万円くらいしちゃうので、お財布との兼ね合いですね。
ちょっと陽がさせば30℃くらいになっちゃうのが屋外の怖いところ。
牛乳・氷が必要ない場合でも、コーヒー豆・粉を入れておくのに使えます。
はじめのうちに買っちゃいましょう。
クーラーボックスの容量20Lに対して、氷が約10kgほど入ります。
出店するイベント規模にあわせて選んでみてください。
当店基準だと、10kgの氷でアイスコーヒー200杯程度までは提供できます。
参考まで。
ポイントとしては、小銭入れかお札入れの部分がスライドして開くタイプだと、お会計時にスムーズな動きを取ることができるのでオススメです。
イベントによっては電源がつかえない場合があります。
というか、ほとんどのイベントでは用意がありません。
有料の場合もあります(割高…)
手配するにも発電機は大変重く、運搬などの手間を考えると出店者のほうで準備するというのが筋だと僕は思っています。
こだわりのコーヒーを淹れるのであれば、電動コーヒーミルや電気ケトルを使いたいと考える方も多いでしょう。
そうなると、発電機を買うかーということになります。
コーヒーミルはおよそ100w、ケトルは1300w程度なので、1500wの能力をもつ発電機があれば完璧です。
僕はホンダ製のインバータ発電機(1600wまで)を使っているんですが、上のヤマハ製のものは11万5000円で買えます…安い…
発電機はちょっと高い・・・という方にはポータブル電源もオススメです。
130wのみるっこでも使える安心バッテリーで、価格もお手頃。
イベント当日は、少しバタついたりすると、オーダー集計がおろそかになりがちです。
そうなると、1日トータルの売上は現金から類推しなければなりません。
イベント終わりでクタクタな状態で細かい計算をしなければならないのはムダな労力を使っているとしか言いようがありません。
その手間を省いてくれるのがPOSレジ。
手持ちのスマートフォンでも利用できるので、ぜひお試しを。
1日の売上個数や時間帯売上など正確に記録してくれます。
しっかりしたデータが取れれば、次のイベントにも役立てることが可能です。
お住まいの地域によっては、レンタルで揃えられるものもあります。
年間通してイベント出店するようであれば、用具は購入したほうが便利ですが、年に1度といったスケジュールであればレンタルでまかなうのもありですね。
発電機やテント、重りはレンタル会社で取り扱っているものが多い品になります。
「地域名 発電機 レンタル」などのキーワードで検索してみましょう。
ですが、お客さまに提供となるともう少し必要なものが増えてきますのでまとめておきましょう。
ホットコーヒーの場合は、淹れたて提供だと70〜80℃になります。
なので、1枚紙の薄手の紙コップではなく断熱タイプのものを使用したほうがお客さまも安心して手に持てます。
薄手の紙コップにスリーブをはめ込むのも今流行です。
店舗のデザインにあわせて選びましょう。
コーヒーの飲み方はお客さまの自由です。
ミルクを淹れて飲む方、砂糖だけを入れる方、両方いれて楽しむ方。
嗜好品ですから、個人のお好みに対応できるよう、ミルクと砂糖を用意しましょう。
マドラーについては、スタッフでミルク砂糖をいれて混ぜるところまでやるのか、お客さまにお任せするのかで変わってきます。
お店のオペレーションに合わせて選択してみて下さい。
この初期投資は、実店舗を構えるときの費用と比べると格段の安さ。
コーヒー1杯400円で提供した場合、100杯程度の売上と同じになります。
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自家焙煎珈琲店主がオススメする買っておくべきコーヒードリップ道具5選
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この記事では、コーヒー屋がイベント出店で飲みものを提供するにあたって必要なものをまとめています。
出店してみたいけど、実際なにを用意したらいいのかわからない。
初期費用がいくらかかるのか知りたい。
といった方に向けて書いています。
結論から言うと、コーヒードリップの器具は除き、最低限度の準備でよいとするならば
40,000円ほどの初期投資で出店が可能です。
これだけは用意したいもの
臨時営業許可証(7500円)
屋外のイベント等で出店する場合には、臨時営業許可証が必要となります。申請・問い合わせは最寄りの保健所にて。
青森市の場合は5年間有効で7500円の費用がかかります。
ちなみに管轄エリアごとに申請が必要で、青森県全域で出店したい場合は
- 青森県
- 青森市
- 八戸市
すべて取得すると22,500円の申請費用がかかりますね。
タープテント(8000円〜)
イベントによっては有料で貸し出してくれる場合もありますが、継続して出店する場合は1つ購入しておくことをオススメします。
よくつかわれている下記のテントは8,000円〜10,000円ほどで購入できます。
イベントでは店舗が区画割りされています。
3m×3mの範囲でスペースが割り当てられることが多いので、ピッタリサイズのテントでもよいでしょう。
僕は運搬車が小さいこともあって2.5m×2.5mサイズのものを購入しました。
コーヒーの提供メインであれば、小さくても特に困ることはありません。
アウトドアテーブル(5,000円〜)
商品陳列やコーヒードリップスペースの確保に必要です。
テント正面にテーブル1つ置く場合は240cmの折りたたみロングテーブル一つでも大丈夫ですね。
調理スペースを別に欲しい場合はさらに買いたして、テント奥に並べるとよいでしょう。
和田珈琲では、120cm幅のテーブルを全面に2つ、テント内にさらに2つ配置し、カウンターと調理スペースを分けています。
購入するときには、テーブルの耐荷重をチェックするのを忘れずに。
水タンクや大量のコーヒー豆、電動コーヒーミルなどを置くと数十キロの重さになってしまうので、耐えきれるテーブルであるかどうかを「耐荷重」で判断しましょう。
ウォータータンク(6,000円)
コーヒーに必要なのはもちろんですが、テントの重りとしてもウォータータンクは活躍します。屋外イベントでは強風によるテント破損被害や商品破損がよく起こります。
そのため、テント1つにつき80kgの重りをつけることを注意書きしているイベントも。
コスト減のためにコンクリートブロックで対応することもできますが、持ち運びする手間を考えればウォータータンクのほうが楽ですよね。
1コ1000円ほどで買えるので、テント重り用4つ、コーヒー用2つあれば十分って感じです。
カセットコンロ(5,000円)
火を使用できるイベントであれば、カセットコンロを用意しておきましょう。家庭に1つはあるかもしれませんが、安いものはちょっとした風で日が消えてしまうのでオススメしません。
会場の風通しがよくて、いざはじまったら火がつかない!なんて悲劇は高確率で起こるので、ここはケチらずにいいものを買いましょう。
強風でも安定している「イワタニ 風まる」がイチオシです。
雪がチラついている時期でも余裕で使えます。
台車(4,000円)
忘れがちな台車です。テントやウォータータンクは10kgを超える重さなので、腕っぷしに自信がないかたは用意しましょう。
安いものはローラーがガタガタいいますが、運べればいいのでまずは安いもので大丈夫です。
高級品はスルスル~とローラーが回転するのでストレスは少ないですが、1万円くらいしちゃうので、お財布との兼ね合いですね。
クーラーボックス(3,000円)
春秋シーズンは涼しいから必要ないだろうと思ったら大間違い。ちょっと陽がさせば30℃くらいになっちゃうのが屋外の怖いところ。
牛乳・氷が必要ない場合でも、コーヒー豆・粉を入れておくのに使えます。
はじめのうちに買っちゃいましょう。
クーラーボックスの容量20Lに対して、氷が約10kgほど入ります。
出店するイベント規模にあわせて選んでみてください。
当店基準だと、10kgの氷でアイスコーヒー200杯程度までは提供できます。
参考まで。
金庫・コインケース
現金対応が多くなりますので、お札や小銭の取り出しやすさやセキュリティを考えて金庫を一つ持っておくとよいでしょう。ポイントとしては、小銭入れかお札入れの部分がスライドして開くタイプだと、お会計時にスムーズな動きを取ることができるのでオススメです。
あると便利なもの
発電機
イベントによっては電源がつかえない場合があります。
というか、ほとんどのイベントでは用意がありません。
有料の場合もあります(割高…)
手配するにも発電機は大変重く、運搬などの手間を考えると出店者のほうで準備するというのが筋だと僕は思っています。
こだわりのコーヒーを淹れるのであれば、電動コーヒーミルや電気ケトルを使いたいと考える方も多いでしょう。
そうなると、発電機を買うかーということになります。
コーヒーミルはおよそ100w、ケトルは1300w程度なので、1500wの能力をもつ発電機があれば完璧です。
僕はホンダ製のインバータ発電機(1600wまで)を使っているんですが、上のヤマハ製のものは11万5000円で買えます…安い…
ポータブルバッテリー
発電機はちょっと高い・・・という方にはポータブル電源もオススメです。
130wのみるっこでも使える安心バッテリーで、価格もお手頃。
POSレジ
イベント当日は、少しバタついたりすると、オーダー集計がおろそかになりがちです。
そうなると、1日トータルの売上は現金から類推しなければなりません。
イベント終わりでクタクタな状態で細かい計算をしなければならないのはムダな労力を使っているとしか言いようがありません。
その手間を省いてくれるのがPOSレジ。
手持ちのスマートフォンでも利用できるので、ぜひお試しを。
1日の売上個数や時間帯売上など正確に記録してくれます。
しっかりしたデータが取れれば、次のイベントにも役立てることが可能です。
レンタルで揃えられるもの
お住まいの地域によっては、レンタルで揃えられるものもあります。
年間通してイベント出店するようであれば、用具は購入したほうが便利ですが、年に1度といったスケジュールであればレンタルでまかなうのもありですね。
発電機やテント、重りはレンタル会社で取り扱っているものが多い品になります。
「地域名 発電機 レンタル」などのキーワードで検索してみましょう。
コーヒー提供で必要なもの
「自家焙煎珈琲店主がオススメする買っておくべきコーヒードリップ道具5選」で解説したように、コーヒーをドリップすることに限って言えば、電動コーヒーミル、ドリッパー、サーバー、ドリップポット、急須スキッターがあればOKです。ですが、お客さまに提供となるともう少し必要なものが増えてきますのでまとめておきましょう。
ホット用紙コップ&フタ
ホットコーヒーの場合は、淹れたて提供だと70〜80℃になります。
なので、1枚紙の薄手の紙コップではなく断熱タイプのものを使用したほうがお客さまも安心して手に持てます。
薄手の紙コップにスリーブをはめ込むのも今流行です。
店舗のデザインにあわせて選びましょう。
ミルク&砂糖&マドラー
コーヒーの飲み方はお客さまの自由です。
ミルクを淹れて飲む方、砂糖だけを入れる方、両方いれて楽しむ方。
嗜好品ですから、個人のお好みに対応できるよう、ミルクと砂糖を用意しましょう。
マドラーについては、スタッフでミルク砂糖をいれて混ぜるところまでやるのか、お客さまにお任せするのかで変わってきます。
お店のオペレーションに合わせて選択してみて下さい。
まとめ
コーヒー屋のイベント出店には、ドリップ器具を除くと約40,000円あれば準備できます。この初期投資は、実店舗を構えるときの費用と比べると格段の安さ。
コーヒー1杯400円で提供した場合、100杯程度の売上と同じになります。
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