ワダマコ書店がオープンしてからおよそ一ヶ月が経過しました。ウェブで僕が大好きな本とコーヒーの情報が発信を行うことができて、毎日楽しく運営させていただいています。

 

サイトの基本的な部分はだいぶ形になってきたので、これからもっと多くの方に見ていただくには一体どうしていけばいいのか模索しているわけなんですが、今回はそんな目的にかなった本がありましたのでご紹介。

 

・これからウェブで情報発信したい人。

・リアル店舗をもっていて、インターネットを活用してファンを獲得していきたい人。

・ブログはやっているんだけど、なんだか続かないというような人

におすすめの一冊です。

 

 

だれに向けて情報発信するのか


 

 
お店にもっと人を集めたいと思ったら、お店のメインターゲットと近い嗜好性のある人に向けて、コツを踏まえた上で定期的に情報を発信していけばいいのです。

 

 

お店にファンを作っていく上で、重要なのは誰を受けてとして想定した発信をするかということ。はじめから不特定多数の人に向けて発信していたのでは、興味が無い人も対象となってしまって、コンテンツの内容がなかなか絞りきれません。まずは、一人のファンをつくるための情報発信をして、その情報を口コミのように拡散してくれる仲間を少しずつ増やしていくというのがより多数のファンを獲得するということにつながっていきます。

 

ここでいう「コツ」の部分が本書でのメインになっていて、ルールと称してかなり細かに説明がされているのでそこらへんはとりあえず真似しまくるだけでも、かなりウェブページの反応が変化しそうな内容になっています。

 

その中でも、ここだけは押さえておきたいポイントは以下のことになってくるでしょう。

 

 

毎日の更新し続けることがファン化を促進させる


 
とはいえ、自分やお店のためにと思っていても、毎日発信を続けるのは意外と大変です。

 

毎日同じタイミングで、特定のジャンルのコンテンツが紹介されるとなれば、毎日情報を公開していくうちにチェックし続ける人も出てきます。みなさんも毎日欠かさずチェックしているメディアがあるのではないでしょうか。そして、毎日見ているうちに、そのページを開くことが習慣になり、見ないと気がすまないようになることもあるでしょう。つまり、そういう人が生まれる可能性を高めてくれるのは、「毎日の更新」が一番手っ取り早い方法と考えることができますね。

 

しかしながら、ひたすら毎日なにかしらの更新をするというのはかなり骨が折れる作業です。たとえば、ワダマコ書店では一記事をつくるのにおおよそ一時間程度要します。それだけでなく、事前に本を読むということも合わせれば、平均して2時間ほどかかっていることになります。

 

ただでさえ、記事の作成に時間を取られているので、ネタを考えることへはあまり力を使いたくないもの。本書ではネタ集めの王道的な方法も紹介されているので、その部分で苦戦している人には次の方法も有効でしょう。

 

 
情報を収集してつくるキュレーション記事用にレアな情報を探すには、海外のニュースサイトの情報をチェックするのが一番かんたんです(お店にマッチした海外のニュースサイトやキュレーションメディアは、どのジャンルでも存在しているはずです)

 
コーヒーの自家焙煎ショップなら、コーヒーをより楽しむための本やグッズのURLを短いコメント付きで紹介するのもいいですし、初心者向けに豆の選び方などを1日1ネタ投稿するのもいいかもしれません。コーヒーに含まれるカフェインにまつわる話なども、マニア心をくすぐる可能性があります。

 

 

みんなが普段ふれない海外からの情報をとりいれて記事を作成してみたり、ある程度の専門性をもっている人ならその人なりの情報を短くてもいいので発信する。時間のあるなしでその人に合わせた方法というのは考えればいくらでも出てくるものですね。僕なら、ziteというニュースキュレーションアプリを使ってコーヒー関連の情報を集めたりしています。英語なので、最初は時間がかかったりもしますが、読む分にはスマホ搭載の辞書を使ったりすればなんとかなりますよ。

 

 

嫌われる勇気でもって情報も発信しよう


 

 
自分の気持ちを込めて発信すると、それに対してネガティブな意見が返ってくることもたまにあります(「でも値段が高すぎる」「あっちの商品のほうがいい」など)。  そんな時は、「そういう考えもあるんだな」と、あまり深く考えずに、参考意見として捉えるようにしましょう。文字で見るとネガティブな意見はより強い調子に感じるものなので、ある程度スルーする意識を持って、気軽に楽しみながら発信を続けていきましょう。

 

 

ウェブサイトへのアクセスが増えると、いただく反応も多種多様になってきますよね。自分が発信した意見や情報が100人に届いたとして、100人全員が同意してくれるわけではありません。それを理解した上で行っていることなので、ある程度のネガティブ反応はあって当たり前くらいに思って対処するのが吉ということ。あまり気にしすぎて、情報発信に影響をきたしてしまっては元も子もありませんからね。

 

 

というわけで、ターゲットの明確化と毎日更新、そしてスルーする技術という3点をご紹介しました。ウェブでの情報発信は今かなりチャンスが転がっている分野です。新聞やテレビなどのオールドメディアが苦戦していることによって、ウェブでの情報発信の地位が徐々に上がってきているのです。まだまだ発展し始めたばかりの時期なので、もし興味がある方はとりあえずはじめてみてはいかがでしょうか。

 

僕も引き続き毎日朝7時更新をルールにして、このサイトを充実させていきますので今後ともよろしくお願いします 。

 

 

関連本はこちら!



ブログ更新の手助けをしてくれるツールや方法といえばこちらの本。僕も参考にしています。