こんにちは!ワダマコトです。

今月も時の音さんにてコーヒー豆の出張販売を実施しますので、そのご案内を。

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和田珈琲@時の音について

前回の販売では・・・

6月19日にはじめて実施した出張販売では、2kgちょっと豆をもって行ったんですが、お昼を過ぎたころには完売となりまして、最終的には、自分用の豆や試飲用の豆を引っ張り出して販売するという事態になってしまいました。


平日にもかかわらず、たくさんの方にご利用いただきました。
本当にありがとうございました。


売り切れは嬉しい。でも・・・

結果、15時ころには完全に豆がなくなってしまったわけなのですが、仕事おわりに寄ろうと思っていた方もいらしたらしく、がっかりさせてしまったかなぁと量を少なくもっていったことを反省しました。


売り切れは確かに、お店側からすると嬉しいことなのですが、お客さんからすると、
「せっかく来たのに!」
となってしまいますよね。

僕もお客さんの立場になったら、お目当てのものがないというのは悲しいです。

しかし、どのくらいの量を持っていけばいいのかわからないのもまた小売の難しいところ。


事前の注文を受けつけます

豆を買いたいけれども、お店にいけるのは日暮れ以降という方や、確実にゲットしたいという方のために、今回から「事前注文を受けつける」ことにしました。


6月18日㈰の18時まで受けつけています。
当日販売するコーヒー豆のメニューは以下となっております。

  1. 和田ブレンド
    焙煎度:中深煎り
    特徴:ほろ苦ですっきり飲みやすいブレンド。クセがなく、毎日飲んでも飽きないテイスト
    価格:650円/100g

  2. 読書ブレンド
    焙煎度:深煎り
    特徴:濃厚な苦みと甘みが特徴のブレンド。飲み頃の温度から冷めていくと、甘みが強めに。本を片手に、ゆったりとした時間を楽しみたい人に
    価格:700円/100g
     
  3. 弘前ブレンド
    焙煎度:中深煎り
    特徴:エチオピア・イルガチェフ・ナチュラルの独特なフルーティーさをベースにした中深煎りのブレンド。果実味で弘前の桜をイメージしました。時の音での販売限定です。
    価格:800円/100g

  4. 飲み比べセット
    特徴:エチオピア・イルガチェフ・コチャレ地区のナチュラル精製の豆を使用。浅煎り〜深煎りまでの4種類をそれぞれ50gずつ小分けにしたセットです。
    価格:1,500円/200g

ご予約方法
メッセージ等で以下のことをお伝えください。

  • お名前
  • 希望する商品とその数量
  • 豆か粉か

連絡先

メッセージorコメント等で受けつけております。

飲み比べセットについて

今回の飲み比べセットはエチオピアの乾式精製(ナチュラル)です。


ナチュラル精製のプロセスについて

  1. コーヒーチェリーを収穫する。(摘み取る)
  2. 天日にて、そのまま乾燥させる
  3. コーヒーチェリーの果肉が硬くなるまで乾燥させてから、脱穀する。
  4. 袋詰めされ、輸送される。

乾燥させる日数やその湿度環境などにより、果肉の香りがコーヒー豆に移り、フルーティーな風味になったり、ワインのような風味に仕上がります。


Picking by selection
Picking by selection / skinnydiver


写真はコーヒーチェリー。この果肉を剥ぐとコーヒー生豆が出てきます。

なぜナチュラル精製?

時の音のマスターと先月お話していたときのことです。

マスター:「ナチュラルの味って弘前でもまだ認知されてないかも」

ワダマコ:「取り扱っているお店もまだまだ少ないですしね。」


そうです。ナチュラル精製の豆ってあまり取り扱いがないんです。
自家焙煎コーヒー店ではもちろん販売されているのですが、やはりクリーンな味わいのウォッシュドが主流です。


しかし、一度飲んでみると、なかなかにインパクトがあって、「たまに飲みたくなる」中毒性をもっていたりします。


つまり、面白いコーヒーなんです。
でも、まだまだ普及していない。

というわけで飲み比べセットでその独特な味わいを広めよう!
そんな意図でもって企画しました。


今回はナチュラル精製のなかから、エチオピア・イルガチェフ地区をセレクトします。

時の音のドリップコーヒーやエアロプレスコーヒーなどでは、水洗式がつかわれているので、精製ちがいによる味わいの違いを楽しむのもいいですね。



4つの焙煎度で飲み比べ

さらに、今回は同じ豆を異なる4つの焙煎度に分けてセットにしています。

コーヒーの味は、産地で決まると思われている方も多いですが、どちらかというと焙煎度によって決まる部分のほうが多いと思っています。

浅煎りなら酸味が強く、深煎りなら苦みが強く。

どんな産地の豆であっても、この傾向は変わりません。

その次にはじめて産地・精製の話が出てくるんですね。


同じ産地銘柄の豆でも、焙煎の深さを変えることによって、ガラリと表情が変わります。

そんなコーヒーの面白さも伝わればいいなぁと思って、今回は焙煎度を分けた組み合わせにしました。


今回の飲み比べで、「あなたの好きな焙煎度」が決まるかもしれません。


もし、好きな焙煎度が分かったら、今度は同じ焙煎度の違う産地銘柄のコーヒーを試してみるのをオススメします。


そうすると、次は「産地銘柄」の違いがよりハッキリと分かってきます。


おわりに




時の音さんの場所はマップをチェック!

10時〜19時まで私もおります。