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こんにちは!ワダマコト(@wada_makoto_)です。


職業的な夢を実現するのは意外と簡単。

「◯◯になりたい」という夢であればなおさら。(金持ちは除く)。

珈琲屋はネット販売ですぐに始められるし、小説家も名乗ればすぐに始められる。

いや、そうじゃないだろっていうツッコミは最もなのだけれど、その先「◯◯になったあと」のことを考えている人は意外に少ない。


というか夢の捉え方を履き違えている。

本当の職業的な夢は「◯◯になった!」というその瞬間のことではなく、その後に続くことだ。


「夢」という言葉が世間に蔓延している割には、本気でそこについて述べられている本は少ない。


今回読んだ「夢の叶え方を知っていますか? (朝日新書)」には、そもそもの夢という定義から、実現するためのアプローチが書かれている。


読者ターゲットは下記の通りだ。

僕がここで書こうとしていることは、現在の生き方に疑問を持った人に向けての、ちょっとしたアドバイスである。別の生き方もある。周囲に尽くすことは美徳だけれど、そんな村社会には馴染めない人たちが少なからずいる。そういう人たちに、自分の楽しみを信じ、周りからの目を気にせずに生きていける、それはけっして間違った人生ではない、と伝えているのである。

自分は当てはまる!という方はぜひ読んでみてほしい。



夢をかなえるために今現在やっていることは?

 今何をしているのかという問いに即答できる場合は、その「夢」は高い確率で実現するだろう。実に簡単な原理だ。歩き始めれば、いつかは行き着ける。時間がかかるかからないは道の長さによるけれど、進むべき道があるというだけで、もう絶対的に有利な状況といえる。だから、なにかを既にしている人は、その道を知っている有利さを持っている可能性が高い。


開業してから、主に同じ20代の友人から「やりたいことで食っていく」って理想だよね〜とよく言われる。なかには、将来こういうことをしたい!と相談されることもある。


例えば「人が集まって何かできるようなイベントスペース、カフェ的なものをやりたい」というのがあった。いつまでに実現したいなんていう具体的な計画は当時なくて、ただ漠然と思い浮かべているだけのようだったが。


聴けば、今は全く関係のない仕事をしていて、店を開きたい場所にすら住んでいないという状況だった。
要するに、頭で考えているだけで、何もしていなかったのである。


この友人は、その後、夢を実現するために移住・転職という選択をとったわけなのだが、そのままの場所で働き続けていたら、おそらくいつまでたっても、何も変わらなかっただろう。


しかし、今となっては「夢を叶えるためになにをしていますか?」と聞いたらちょっと怖い。
おそらく、現在進行系でチャレンジしている話を何時間も聞かされることになるからだ(笑)。



ほとんどの人は何もしていない

夢へのプロセスとして、なんとなくあれをやれば良いのかな、と考えているだけだったり、今たまたまなにかを習っているだけだったりする人がほとんどだろう。そうではなく、今日は何をする、来週は何をする、今月中にここまで進む、とスケジュールを組み、そのときどきで進捗を確かめ、可能性を吟味し、手法を随時修正する、つまり、常にプログラムを更新するような手間をかけているかどうかで、実現の可能性がずいぶん違ってくる。

夢を頭に浮かべることは、何かをしているようで実は何もしていない。

頭で考えているだけでは、何も変わらないからだ。

「コーヒー屋になりたい」
「クラフト作家になりたい」
「小説家になりたい」

特にこんな夢は、やろうと思えばすぐに実現する。

コーヒー豆を売るならネットショップを開いてしまえば、もう夢が叶ったも同じだ。


でも上記の夢は、夢というよりは妄想に近い。

もっと現実的な夢はこうだ。


「コーヒー屋であり続けたい」
「クラフト作家であり続けたい」
「小説家であり続けたい」


こうなれば、やらなければいけないことは山のようにある。
商品が売れなければ、コーヒー屋を続けることはできないし、生活費がなくなってしまえば、バイトなり、就職なりするしかない。



頭でっかちになるな。とにかくやれ。


「とにかくやる」という方針

 とにかくやり始める、嫌々でも良いから腰を上げる、ということだ。するとまあまあできてしまう。こういった経験を重ねると、「しかたがないな、やってみるか」という気持ちに自然になれる自分ができあがる。
 簡単に言えば、「とにかくやる」ということである。自分でいろいろ言い訳をすることになるだろうけれど、「つべこべ言わずに」と押さえ込む。なんでも良いから、とにかくやりなさい、と自分にけしかけるのだ。


あれこれ考えすぎているうちに、スマホばかりを見て1日が終わるということはないだろうか。

面白い情報や、これは!と思うものを知ったときに、すぐに行動に移せるかどうかはかなり大きい。


以前、青森コーヒーフェスティバルというイベントに誘われたのだが、とにかく参加することにした。

結果、たくさんの方に当店のことを知ってもらうよい機会となった。イベントの熱が冷めた3ヶ月後であっても、未だにフェスで知ったお客さまが来店してくださる。


当時の模様をこのブログにもまとめているのだが、これも元々やるつもりはなかった。
しかし、青森ではじめてのイベント、ということもあって備忘録的に情報を記録しておくことにした。
日々新しい情報が入ってくるので、随時更新スタイルはなかなか骨が折れるものだったが。


参照記事:[終了しました]青森コーヒーフェスティバル2016開催決定!


結果、ブログもイベントもたくさんのアクセスをいただいて今に至る。


おそらく、参加要項をもらったときに返事をしていなければ、こうも上手くはいっていなかったように思う。


結局、チャレンジしてみて、上手くいって、また次につながって。
というような経験がやればやるほど積み重なっていくのである。

それがわかると、「とりあえずやってみるか」とならざるを得ない。



好きなことなら人の倍、時間をかけることができる

 
人間には得手不得手がある。ある人には簡単なものが、別の人には難しい。しかし、できないわけではない。時間がかかるというだけだ。その差は、多くて二、三倍。ほぼ、この範囲に収まるだろう。たとえば、オリンピック選手のようには走れないが、三倍の時間をかけて良いなら、たいていの人がなんとかできる。もし無理なら、もっと時間をかければ良い(一気に飛べない距離や高さは、何度かに分割して数字を足し合わせれば良い)。
 多くの人は、その時間をかけずに、「私にはできない」と言っているのである。
 仕事はある程度他者との競争だから、時間があまりにかかる場合は不利になるだろう。つまり、自分の能力が発揮できる分野で仕事をする方が効率が良い、という意味になる。得意なものではなく好きなものを仕事にしたい、という方針の人は、得意でない分、努力をし、時間を余計に使うことを覚悟する必要がある。好きなのだから、きっとそれくらいできるだろう。


僕は器用ではない。
あれこれ言われたことは、理屈がわかっていないといくらやっても上手くできないし、手先も器用じゃない。字がめっちゃ汚い(笑)


コーヒーのドリップも焙煎も、慣れるまでかなり時間がかかった。
おそらく、他の人よりも成長が遅かっただろう。

なので、サラリーマン時代は毎日帰宅してから必ず焙煎して、土日はさらに回数を増やした。
毎朝ドリップしたコーヒーを会社に持っていって、帰宅してからすぐに珈琲を淹れる。


珈琲に関連しそうな本があればすぐに読んで、近くでセミナーがあれば受けにいった(多くはすでに学んだ知識ばかりだったけれど)


バカみたいに珈琲ばかりの生活をしていたのだけれど、それを成り立たせていたのは「好き」という気持ちだと思う。


しかし「好き」だからといって、その分野での才能があるとは限らない。多くの場合、ない。


なので、あとはどれだけ時間をかけられるかに尽きる。
好きならいくらでも時間を費やせる。


もし、費やすことができないのなら、「好き」だと思っていることは実は大して好きなものではないということだ。


呼吸するかのごとく情報収集せよ

 最後にもう一つ。夢の実現を支援すると思われるものに、敏感でなくてはいけない。利用できるあらゆるものを動員する。日々の生活の中に、そういうものが落ちていることはまずない。広く情報を求め、内容の近そうな本を読み、ネットでいつも検索して、探し続ける姿勢が大切だと思う。
 なんとか、夢を実現したいと切実に願っているならば、そういった情報収集にかける苦労も楽しみになるはずである。

ネット社会と言われ、無限の情報にアクセスできるようになって久しい。

しかし、送られてくるニュースやバズった記事を流し読みするくらいで、人と差がつくまでの情報収集をしている人は余りに少ない。


「時間がない」というのをしきりに言い訳にしているようだが、そんなことでは夢は一向に実現しないし、近づきもしない。


例えば、コーヒー屋にしても、調べておくことはたくさんある。
ネット通販するときを想定すると、コーヒーの品質はもちろん、パッケージ、梱包方法、発送方法・費用、ウェブサイト開設から運用のあれこれ、などなど上げたらキリがない。


パッケージにしてもどこから仕入れるのか、取引先を決めなければいけない。通販で仕入れるのか、近所の資材屋さんを頼るのか、そこですら考える必要がある。


もっというと、開業してから必要となる情報も多い。
確定申告なんかはわかりやすい。お金の管理をどうするかについても知っておかなければ。


夢を実現するときに、やらなければいけないことはかなり多い。
コーヒー屋に限らず、どんな業種でもそうだと思う。


全く知らずにドーンと始めてもいいが、結局は情報が必要になる。

日々、呼吸するかのように情報収集していないと、いつまで経っても準備は整わないし、チャンスもつかめない。


「将来、岩手で暮らしたい」と言っていた友人がいるのだが(当時は中部地方で働いていた)、今は地域おこし協力隊として、岩手に赴任している。


彼はそもそも「地域おこし協力隊」というキーワードすら知らなかった。
情報というものは恐ろしいもので、得て行動すると、あっという間に状況が変わったりする。


彼は、キーワードを知ってから「岩手で暮らす」ことを実現するまでのその間、なんと3ヶ月である。

いかに普段の情報収集が大事か、周囲からも思い知らされた。


あなたも「地域おこし協力隊」として活躍してみませんか?



あなたの夢は今ある生活を捨てても実現したいもの?


とにかく、普通の人がしているようなことに、ほとんど金を使わない。例外は、工作のために材料や道具を買うことと、珍しい模型のジャンク品(壊れたものなど、ガラクタの意味)をオークションで買うことくらいである(これも、そろそろ欲しい品がなくなってきた)。
 やりたいことがある、自分の楽しさを持っている、つまり目指す「夢」があるから、このようなことができる。もしそれがないと、周囲が気になり、みんなが楽しんでいるシーンを眺めれば、ついいろいろ手を出したくなるだろう。誰かが美味しそうなものを食べていたら、自分も食べたいと思うかもしれない。
 だから、「夢」を持っていることは、非常に経済的だといえる。節約がいくらでもできる。節約しているという感覚さえない。金欠であったとしても、夢のために我慢しているのだ、と思えば平気だ。
 簡単にいえば、生きる「支え」がある。「夢」は、「金」よりもずっと頑丈で、しかもけっして減らない支えなのだ。



コーヒー屋になって、コーヒー焙煎して豆を販売し、イベントでコーヒーを淹れるようになってからというもの毎日が楽しい。


売れない日もあるし、まだまだ事業が安定しているとはいいがたい。


でも、コーヒー屋としてあり続ける目標を達成するためなら、周りと同じようなお金の使い方をしなくたって全然平気だ。


僕はお酒や外食にはほとんどお金をつかわないし、車にも興味がない。
マイホームを持ちたいとも思わないし、ファッション、テレビにも関心がない。



唯一、本にはお金を使うけれど、微々たるものだ。
マンガは格安でレンタルできるし、本も中古で買える。



「サラリーマンやめて食っていけるの?」とよく心配されるが、使うお金も少ないので全く問題ない。
結局のところ、コーヒーについてあれこれ考えて、豆を作っている楽しさがあるから、他の人と同じような生活をしなくてもいい。



自分が楽しめることをやっていれば、「隣の芝生は青く見えない」のである。



夢があって、それを本気で実現したいと思っている人は、今ある「普通の生活」がなくなってもよいのかどうか考えてみよう。


お金で考えるのが一番わかりやすい。
週末遊びに行けなかったり、飲みに行けなかったり、旅行ができなくなったり、給料が半分になったり。


夢がかなって(それが職業的な夢だった場合)、始めから生活できるほどのお金を稼げることはほとんどないわけだから、生活が変わることを想像したほうがよい。


そのように生活が変わる。その前提の上で、あなたの「夢」は本当に実現したいものだろうか?

ノーと思ったから方、その夢は「金」を越える支えとはならないからやめたほうがよい。

現状のライフスタイルに満足しているのならば、それでよいのだと思う。



夢の叶え方を知っていますか? (朝日新書)