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就活って正解のない勝負なんですよね。
それまでペーパーテストの点数で順位がつけられて、上から順に合否が決まる生活をしてきた学生からすると、未知すぎるゲームです。



1次試験でテストはあっても、それ以降は基本的に面接です。
面接のあとに、なにがダメだったのか、なんていうフォローはしてもらえません。
結局、なにを基準にして内定が決まるのかがわからない。


答えがないので、苦戦する人はずーっと苦戦しつづけます。
なかなか厄介なものですよ、ホントに。


僕は地方国立大理系大学院のときに就職活動しました。
当時は12月スタートで、3月ころには1社内定をもらったんですが、そこは飲食関係の会社でした。


研究職狙いでやっていたんですが、地方国立大って名前も研究室もやっていることも知られていないし、研究内容が完璧にマッチするなんてこともほぼないんですよね。
なので、志望していた職種からはお祈りばっかりでした。
10社以上はもらったかな・・・。


夏前には修士論文の研究に集中するために、就活をやめました。
そのときも理系企業からの内定はゼロ。


それまではナビサイトから応募するやり方で就活してたんですが、同じ方法を取っていてもどのみち決まらんなぁと思ってストップ。


でも、実は2月に逆転内定をもらいました。
卒業の1ヶ月前です(笑)。


2年つとめて今はコーヒー屋になってしまいましたが、家族・友人たちからは「もったいない」といまだに言われるいい会社でした。


なぜそんないい企業に、卒業直前で内定を取れたのか?
その理由は、3つの方針にありました。
1つずつ解説していきますね。


大企業には応募しない

学生のときはどうしても名前の知っている企業に応募したくなるものなんですが、上手くいかないので時間のムダです。


全国津々浦々から、同じような学生が同じようなエントリーシートを送ってきます。
企業の人事は、その中からいい学生を選ばなきゃいけないわけですが、はっきりいって1つずつ丁寧に観ている時間なんてないんですよね。
なので、おっきな企業や倍率が高いところは学歴フィルターしちゃうわけです。


そこをどうこう言っても仕方ないですからね。
地方の国立大だったとしても、名前すら知られていないことなんてざらですから、受かる見込みは99%ないです。


特に、就活に出遅れたときは、そもそも募集期間がおわってたりするので、諦めましょう。
まだまだ知られていない会社はあります。
そして、今あなたが知らないような会社は周りの就活生も知りません。なので、チャンスなんです。


大企業より、中小企業を受けましょう。


ハローワークをつかう

求人情報をまわりと同じところから仕入れていては、結局似たりよったりになってしまいます。
ナビサイトをつかうのがそれにあたります。


リクナビ、マイナビをはじめとする就活サイトは、企業側がかなりの額のお金を払って情報を掲載しています。
なので、大企業はいいかもしれないけれども、そこまで新卒採用のコストをかけられない会社にとっては使えないというのが現実。


だけど、新卒は欲しい。そんな企業がよく利用しているのが「ハローワーク」です。
ハローワークは、職を失った人が利用するところと思われていますが、「仕事を探している人へのサービス」をしているので、新卒募集も対象なのです。



ちなみに、僕が卒業ギリギリで内定をいただいた企業は、ハローワークに新卒の求人を出していました。
その情報を知ったおかげで内定までこぎつきました。


検索は簡単です。トップページの求人情報検索をクリックして


ハローワーク0

学生を選択して、あとは都道府県をチェックして検索するだけ

ハローワーク1

次のページに進むと、より細かい条件が設定できます。
2017年1月20現在、青森の大学生の新卒求人は600件弱あります。


ナビサイトで、地元企業を探そうとしてもほぼほぼ有名なとこしか出てきませんけど、ハローワークには何百と出ているわけです。
でも、ほとんどの学生はチェックしていないんです。


中小企業を探すときには、効率のいい情報収集になります。


募集終了していても連絡してみる


就活をしていると、良さそうな会社を発見することはよくあることです。
しかし、その企業が新卒を募集しているかというと、そうとも限りません。
そもそも今年は募集しない!というところもあれば、今年度の採用は終了しましたと書いているところもあります。


しかし、採用人数に達したので募集をやめたのか、はたまた採用期間的にもうギリギリなのでやめるっていうこともあります。
理由はさまざま。


募集人数に達していない会社からすると、応募がありさえすれば受けてもいいかなくらいの気持ちがあります。
入社研修や配属など、採用したあとのことを決めるのにも時間が必要だったりするので、期間を過ぎたらそこでストップしているだけだったりしますから。


なので、ダメ元で「新卒採用への応募は可能でしょうか?」というメールを送ってみたらいいんですよ。
電話でもメールでもどっちでもいいので、とにかく確認してみましょう。
中には、「募集は終了しましたが、まだ枠があるので、受けつけますよ」と言ってくださる会社もあります。



実際に、ぼくが学生のときには何社かあって、そのうちの1つの会社に内定したんですよね。


メールはこんな感じで送ってました。
◯◯株式会社
採用担当者様

はじめまして。
私、◯◯大学◯◯学部4年の〜〜と申します。

現在、就職活動中で◯◯業界に興味をもっており、ぜひ御社の採用選考に募集したいと考えております。

選考の受付は現在からでも可能でしょうか?

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。

ーー連絡先情報ーー
 

メールを送っても、バッサリ受けつけませんっていうところもあれば、確認しますーというところもあるので、こればっかりは連絡してみないとわかりません。


ハローワークに通年で求人を載せてる会社であれば、対応してくれる可能性が高いので、あきらめるのは早いですよ。


お礼のメッセージを送ろう


募集終了しているにもかかわらず、対応してくれるような企業さんと出会えたなら、ラッキーですね。
人事のあれやこれやすでに決まりかけてて動いているなか、もう1人の採用に動いてくれるのですから、その都度、感謝することを忘れないようにしましょう。


応募書類と一緒に、「この度は期間外にもかかわらず採用選考の対応をしてくださりありがとうございます・・・」のように。


面接が終わって、帰宅したらまた一筆したためましょう。
メールでもいいですし、手紙でもいいです。


採用試験がおわったときには、人事のかたから労をねぎらう言葉がかけられると思います。
「お疲れさまでした」
「わざわざ遠くからお越しいただきありがとうございました。」
「お気をつけてお帰りください。」


社会のつながりには、必ず感謝の言葉があります。
受け取ったら、ちゃんとお返ししましょう。


合格であろうと、不合格であろうと。


お礼を伝えることが、合格の決め手になる、という断言はできませんが、いい印象を与えることはできます。
なんてったって、これは社会に出てからも変わらずに行っていくことですからね。


まとめ:就活は「知っているかどうか」で最初の勝敗が決まる

はじめ就活に乗りだすと、セミナーやら合同説明会やらの周りの歩調に流されてしまいがち。
なんにも知らないので仕方がないことですが、そのまま同じやり方を通していたら、地方大学生には勝ち目がありません。


みんなが知らない企業は倍率が低いのです。
そして、中小企業はのきなみ採用で苦労しています。
今や知らぬ人はいないあのライブドアですら、メディアに取り上げられる前は全然人がこなかったそうですから。


会社に就職したいという方は、ぜひ戦略を見直して、がんばってみてください