こんばんは!
和田珈琲 代表のワダマコトです。

自家焙煎コーヒーって高いですよね。
スーパーに売っているものより何倍もします。
安いものは100g100円くらいで買えたりします。
一方、自家焙煎コーヒー屋さんの豆は100g600円〜とかします。
うちもそうです。
この理由には、使用している生豆の値段が違ったり、手間ひまかけて作っている分人件費がかかっていたり、大量仕入れによる値引きなどなど様々なものがあります。
その中から今回は、ハンドピック(欠点豆の除去)による価格への影響について調べてみたいと思います。
ハンドピックについては下記の説明を。
エグみや雑味を防いだり、香りが悪い豆を取り除く作業のことですね。
で、この作業をしっかりやると、多ければ40%くらい除いてしまう。
なのでまず、これを市販品で試してみると、どれくらい欠点豆があるのか今回試しました。
(大量生産品はハンドピックされてないとの仮定した上で。)
使用したのは500g500円のコーヒー豆で近所のドラッグストアにあったものです。
豆を広げてせっせと、悪い豆を取ってみると・・・

だいたい100gくらいありました。
死豆やカビ豆、虫食い豆などなどしっかり取り除いた結果が100g減です。
なので、ハンドピックをすると
500g500円 → 400g500円
となって、およそ25%増しの価格になるんですね。
さらに、この作業は機械選別では完全にできなかったりするので、人の手でないとできません。
今回どれくらい時間を要したかというと、

だいたい25分くらい。
私のスピードが遅いせいもあるので、20分くらいに減らして、青森県の最低賃金で換算すると、
20分あたり:約230円
ざっくりこんななので、
当初、
500g500円だったものが、
500g920円くらいに上昇します。
それでもって、ハンドピックというのは、やっているお店は「生豆のとき」と「焙煎した後」の2回やるので、さらに人件費がかかります。
こうして考えると、ハンドピックを行うことで価格転嫁されている割合がそこそこ強いことがわかりますね。
しかし、ハンドピックしないと(人によっては)胸焼けのするコーヒーになったり、香りが悪くなったりするので、手は抜けません。
何よりお客さまの口に入るものなので、カビてるものや虫食い豆などは徹底的に取り除いておきたいのです。
こだわりが価格に反映されてしまうので、なかなか難しいところではありますが。。
それならお客さま自身でハンドピックをお願いします!と言いたいところですが、ハッキリ言ってオススメできません、この作業。
何百何千粒の豆とにらめっこしながら、1コずつ選別していくので疲れますし、面倒くさい作業です。
何より時間がかかります。
コーヒーが大好きで、こだわりを持っているからこそ進んで行えるものだと思います。
一度やってみるのもなかなか乙だとは思います。
それで、欠点豆だけでコーヒーを淹れて味の違いをチェックしてみる・・・というのも経験としてはアリですね。
二度と飲みたくないというのが私の感想ですが(笑)
どういった豆を取り除けばいいのか!
についてはまた後日紹介します。
以上、和田珈琲でした!
和田珈琲 代表のワダマコトです。

自家焙煎コーヒーって高いですよね。
スーパーに売っているものより何倍もします。
安いものは100g100円くらいで買えたりします。
一方、自家焙煎コーヒー屋さんの豆は100g600円〜とかします。
うちもそうです。
この理由には、使用している生豆の値段が違ったり、手間ひまかけて作っている分人件費がかかっていたり、大量仕入れによる値引きなどなど様々なものがあります。
その中から今回は、ハンドピック(欠点豆の除去)による価格への影響について調べてみたいと思います。
ハンドピックについては下記の説明を。
生豆を焙煎する前には、必ず生豆から欠点豆を取り除きます。
この作業を一般的に生豆のハンドピッキングといいます。
だいたい、生豆を100gピッキングすると、5g~10g程の欠点豆を取り除くことになります。
生豆の種類にもよりますが、5%~10%は捨てなければいけないことを覚悟してください。
この作業で、コーヒーの思わぬ臭みや、雑味を防ぐことができる大切な取組です。
更に均一な味を追求しようと、スペシャリティ並にピッキングをおこなうと
生豆の種類によっては、40%も取り除くことがあります。
http://www.kimame.net/coffee/tag/%E6%AC%A0%E7%82%B9%E8%B1%86
エグみや雑味を防いだり、香りが悪い豆を取り除く作業のことですね。
で、この作業をしっかりやると、多ければ40%くらい除いてしまう。
なのでまず、これを市販品で試してみると、どれくらい欠点豆があるのか今回試しました。
(大量生産品はハンドピックされてないとの仮定した上で。)
使用したのは500g500円のコーヒー豆で近所のドラッグストアにあったものです。
豆を広げてせっせと、悪い豆を取ってみると・・・

だいたい100gくらいありました。
死豆やカビ豆、虫食い豆などなどしっかり取り除いた結果が100g減です。
なので、ハンドピックをすると
500g500円 → 400g500円
となって、およそ25%増しの価格になるんですね。
さらに、この作業は機械選別では完全にできなかったりするので、人の手でないとできません。
今回どれくらい時間を要したかというと、

だいたい25分くらい。
私のスピードが遅いせいもあるので、20分くらいに減らして、青森県の最低賃金で換算すると、
20分あたり:約230円
ざっくりこんななので、
当初、
500g500円だったものが、
500g920円くらいに上昇します。
それでもって、ハンドピックというのは、やっているお店は「生豆のとき」と「焙煎した後」の2回やるので、さらに人件費がかかります。
こうして考えると、ハンドピックを行うことで価格転嫁されている割合がそこそこ強いことがわかりますね。
しかし、ハンドピックしないと(人によっては)胸焼けのするコーヒーになったり、香りが悪くなったりするので、手は抜けません。
何よりお客さまの口に入るものなので、カビてるものや虫食い豆などは徹底的に取り除いておきたいのです。
こだわりが価格に反映されてしまうので、なかなか難しいところではありますが。。
それならお客さま自身でハンドピックをお願いします!と言いたいところですが、ハッキリ言ってオススメできません、この作業。
何百何千粒の豆とにらめっこしながら、1コずつ選別していくので疲れますし、面倒くさい作業です。
何より時間がかかります。
コーヒーが大好きで、こだわりを持っているからこそ進んで行えるものだと思います。
一度やってみるのもなかなか乙だとは思います。
それで、欠点豆だけでコーヒーを淹れて味の違いをチェックしてみる・・・というのも経験としてはアリですね。
二度と飲みたくないというのが私の感想ですが(笑)
どういった豆を取り除けばいいのか!
についてはまた後日紹介します。
以上、和田珈琲でした!